坂口憲二の病状は千原ジュニアと同じ?足の付け根の骨が壊死する病気だった!

坂口憲二さんと千原ジュニアさんは、実は過去に足の付根の骨が壊死する病気を患っていたことをご存知だったでしょうか?

そんなお二人が経験した足の付根の骨が壊死する病気とは、一体どんな病気だったのでしょうか?

また現在、病気の症状は完治しているのでしょうか?

目次

坂口憲二の病状は千原ジュニアと同じ?

出典:instagram
出典:Instagram

坂口憲二さんと千原ジュニアさんは、同じ病気で過去に足の付根の骨が壊死する難病の「特発性大腿骨頭壊死症」を患っていました。

お二人共、右股関節の痛みを訴え、日常生活に支障をきたすほど症状が進行してしまいました。

その結果、お二人とも手術を受けることで治療に至ったそうです。

では、足の付根の骨が壊死する難病の「特発性大腿骨頭壊死症」とは一体どんな病気なのでしょうか?

坂口憲二と千原ジュニアが患った特発性大腿骨頭壊死症とは?

大腿骨頭の正常と壊死症の説明画像
出典:長野整形外科クリニック

特発性大腿骨頭壊死症は、大腿骨頭(股関節を形成する骨の一部)が血流障害により壊死(骨組織が死んだ状態)する病気です。

症状や原因

症状や原因についてまとめてみました。

症状

特発性大腿骨頭壊死症の症状をまとめてみました。

症状
  1. 初期症状
    • 比較的急に始まる股関節痛(変形性股関節症と異なり急性発症が特徴)
    • 歩き始めや長距離歩行後の痛み
    • 跛行(はこう、足を引きずるような歩き方)
  2. 特徴的な痛みのパターン
    • 初期の痛みは安静により2~3週間で軽減することもあるが、骨頭の圧潰が進行すると再び増強
    • 股関節周辺には症状がなく、腰痛、膝痛、殿部痛などで初発する場合もあり注意が必要
  3. 進行した場合
    • 常に股関節が痛む
    • 歩行困難になるなど日常生活に支障をきたす
    • 股関節の可動域制限

原因

特発性大腿骨頭壊死症の正確な原因は、まだ完全には解明されていませんが、いくつかの原因があると考えられています。

原因
  • アルコール多飲歴(日本酒換算で毎日2合を10年間摂取など)。
  • ステロイド薬の大量投与歴。
  • 外傷(過去の事故や怪我による影響)

発症年齢と罹患率

特発性大腿骨頭壊死症は男女ともに30〜50代で発症することが多く、わが国では年間2,000〜3,000人発生しています。

引用元:森整形外科

特発性大腿骨頭壊死症は日本で人口10万人あたり約18人が患っていることになりかなり稀な難病なんですね。

ちなみに坂口憲二さんや千原ジュニアさん以外で特発性大腿骨頭壊死症を患った芸能人は、美空ひばりさん、堀ちえみさんがいらっしゃるそうです。

治療法

治療法は大きく2つで保存療法と手術療法だそうです。

保存療法

保存療法が選択される場合は、症状が出にくい場合や壊死範囲が小さく予後が良いと判断される場合だそうです。

手術療法

手術療法では、骨頭温存手術(関節温存手術)人工関節置換術があるそうです。

骨頭温存手術(関節温存手術):若年者では自分の関節を残す手術が第一選択となるそうです。

 人工関節置換術:壊死範囲が大きい場合や骨頭圧潰が進んでいる場合、高齢者の場合に選択されるそうです。

坂口憲二と千原ジュニアの現在の症状は?

ここで坂口憲二さんと千原ジュニアさんの病気の発症から現在の状況をまとめてみました。

坂口憲二さんの発病から現在の状況

ザライジングサンコーヒーの坂口憲二
出典:Instagram

坂口憲二さんは、特発性大腿骨頭壊死症を患い2018年に難病の治療に専念するため芸能活動を休止されました。

2023年には個人事務所「オフィスブラックツリー」を設立し、コーヒー焙煎士としての活動を続けながら俳優業にも復帰。

2025年には11年ぶりに連続ドラマ出演を果たし、精力的に活動されています。

発病から現在の病状をまとめてみました

発病から現在の症状

初期症状: 2012年8月、右股関節の痛みを訴えました。

診断までの経緯: 病院で診察を受け続けたものの、当初は病名が明らかになりませんでした。

正式な診断: 2015年3月に「特発性大腿骨頭壊死症」と診断され、手術を受けました。

術後の生活: 手術後は車椅子を使用しながら生活し、現在も半年に一度通院しています。日常生活で歩行は可能ですが、痛みが残っているため走ることは控えています。

運動療法: 坂口さんは筋力トレーニングやストレッチなどを日常的に行い、股関節の機能維持に努めています。

 体調も快方に向かっており、問題なく日常生活を送れる状態になっている。「特発性大腿骨頭壊死症」は完治する病気ではないが、そこはもとより肉体派で通っていた坂口。筋力トレーニングやストレッチなどの運動療法を日常的に行い、股関節の機能を保つことに余念がないという。

引用元:文春オンライン

千原ジュニアさんの発病から現在の状況

作、千原ジュニア店に来た千原ジュニアの写真
出典:Instagram

千原ジュニアさんは、特発性大腿骨頭壊死症を患い、2022年3月に人工股関節置換術を受けました。

千原ジュニアさんは趣味で宮古島でダイビングするのが好きで、潜る日の前の日は必ず飲酒していたそうです。

ダイビングと飲酒が発症に影響した可能性があると考えられるそうです。

発病から現在の病状をまとめてみました。

発病から現在まで

初期症状: 2020年10月頃から右足股関節に痛みを感じ始めました。

診断: MRI検査により大腿骨頭壊死と診断されました。

症状の悪化: 痛みが徐々に強くなり、歩行時には足を引きずる状態に。

さらに、夜間痛で就寝中に何度も目が覚める状況が1年以上続いていたそうです。

手術の成功: 千原ジュニアさんが受けた人工股関節置換術は、壊死した骨頭部分を人工関節に置き換えるもので、術後の脱臼リスクや感染症のリスクが低減されています。

回復状況: 手術後、早期に歩行訓練を開始し、体を張るような仕事が少ないこともあり比較的早く社会復帰を果たしました。

日常生活: 手術後のリハビリを経て、痛みがなくなり、通常の生活を送れるようになっているそうです。

仕事への影響: テレビ出演などの活動を継続しており、芸能活動にも支障は見られません。

健康管理: 手術後も定期的な通院や健康管理を続けているそうです。

千原ジュニアさんは、メディカルドックで北城医師と特発性大腿骨頭壊死症について、自身の体験を踏まえて発病から手術のことや人工関節、術後の経過などを対談形式でリアルに語られています。

千原ジュニアと北城先生の対談のスクリーンショット
出典:メディカルドック

術後の経過についても手術で人工関節を入れたことで、生活に違和感なく経過が良好だと言うこと語られています。

まとめ

坂口憲二さんと千原ジュニアさんが患った特発性大腿骨頭壊死症について調査してみました。

特発性大腿骨頭壊死症は、足の付根が壊死する病気で厚生労働省の指定難病に登録されています。

この病気に罹患すると股関節に日常生活に支障をきたすほどの激しい痛みが出るとても怖い病気でした。

坂口憲二さんと千原ジュニアさんは手術を受けられ、現在では仕事や日常生活に影響が出ないほどに回復されているようです。

今後のお二人の芸能活動の活躍に注目していきたいですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次