岸谷蘭丸さんは、これまで両親の素性を伏せ「柚木蘭丸」として活動してきましたが、2024年11月の『ABEMA Prime』出演を機に本名と両親が岸谷五朗さん、岸谷香さんであることを公表し、話題になりました。
岸谷蘭丸さんは金髪ロングヘアや中性的なファッション・メイ朗など、いわゆる「ジェンダーレス」な見た目で注目されました。
そんな岸谷蘭丸さんのジェンダーについて、関心が集まっているようです。
岸谷蘭丸さんの自身の性自認について、過去にLGBTQだったとカミングアウトしていたその真相や性に対する考え方など詳しく深掘りしていきたいと思います。
岸谷蘭丸のジェンダーは男!

岸谷蘭丸さんは「自分のジェンダーはゴリゴリの男」と明言しています。
岸谷蘭丸さんが自身のYoutubeチャンネル「ユノキ帝国」にて、「僕のジェンダーはゴリゴリの男」「どストレート」「生粋の男」とはっきり語っており、外見がジェンダーレスでも性自認は男性だと断言しています。
その動画を下記に掲載します。
また、「ただ趣味で髪が長かったりメイクをしているだけ」「普通の男」とも補足しています。
岸谷蘭丸さんは見た目やファッションに関係なく、「自分は男性」という性自認を明確にしています。
岸谷蘭丸さんは、自分は元LGBTQだったとカミングアウトしていました。
そこで次では、岸谷蘭丸さんの性自認やLGBTQに対する考え方について深掘りしていきたいと思います。
岸谷蘭丸のLGBTQに対する考え方とは?
https://t.co/TGIgV5Blr6
— 岸谷蘭丸 (@ranmarukishitan) August 30, 2023
ジェンダーについて、告白したい pic.twitter.com/Bke6V0FqO3
岸谷蘭丸さんは「一時期LGBTQだと自認していたが、現在は『自分は違う』と気付いた」と語り、LGBTQや多様性について独自の意見を持っています。
思春期に「自分はバイセクシャルかもしれない」「LGBTQかもしれない」と感じていた時期があり、Youtube内でそのことを語っています。
なんで昔自分がバイだとかLGBTQだみたいなこと言っちゃったかっていうと、完全に思春期なんだよね。
思春期ってさ、やっと自分を人間として俯瞰できるようになってきて、自分と他人と社会とってそういうことの中でアイデンティティを確立する期間なわけだよね。
そんな期間でフェミニンなものが好きだとかそういうのがあると、『あれ、俺ってLGBTQかも?』って思っちゃうんだよね。」
「で、最終どうやって自分がLGBTQじゃないか気付いたかっていうと、男とキスしたら気持ち悪すぎたんだよね。男の唾液とか本当に気持ち悪くて、これマジで違うわ、無理無理無理無理って思ってね。」

思春期の多感な時期で自分の性に対する認識を深く考えられていたんですね。
また、今の社会でのジェンダーの問題についてもYoutube内で以下のように語っています。
「日本はすごいジェンダー後進国だと言われてるんだよね。欧米諸国を見習いなさいみたいなこと言われるわけですよ。
それ本当にそうかって思いません?僕はすげえ懐疑的だから、日本は何ならジェンダーの先進国だと思う。
日本ってさ、すげえ多様性がある国なのね。ファッションとか自己実現とか自己アピールする手段としてものすごく多様性があるんで。」
引用元:Youtube ジェンダーについて、告白したい【LGBTQ】
そして日本におけるLGBTQに対する考え方をこのように述べています。
「日本はジェンダーに依存してない国なんだよね。
だから個人的な意見としては、日本はジェンダーっていうものからも脱却することに成功してると思うんだよ。アメリカとか欧米諸国よりはるかに先を行ってると。」
「だから今のLGBTQは本当におかしいと思うし、一応元当事者として俺は日本に持ち込んではいけないって思う。」
このように、岸谷蘭丸さんは自身の体験をもとにLGBTQやジェンダーに関する独自の考えを率直に述べています。
岸谷蘭丸さんはLGBTQや多様性について過激な主張や強制には否定的であり、「ジェンダーやLGBTQを無理に押し付けるべきではない」という立場を取っています。
その一方、思春期の迷いや体験も素直に語っており、現在は「自分は男性」と認めつつ多様性も個性も尊重している姿勢が見られます。
まとめ
岸谷蘭丸さんは、「自分はゴリゴリの男」で「どストレート」と明言した上で、過去にはLGBTQかもしれないと迷った時期があったことを率直に語っています。
自身の個性やこれまでの体験をもとに、日本社会の多様性や寛容さを肯定しつつ、ジェンダーやLGBTQを理念の押し付けや逃げ道にすることには冷静な視点も見せています。